火傷の処置に適切な冷やし方

やけどをした時にどのくらい冷やせばいいのか

結論から言うと、冷やす時間はおよそ5分程度で十分です。
水道水やシャワーを流しっぱなしにし、流水をかけたまま5分程度冷やし続けるということが重要です。
冷却時間ですが、20分から30分と言ったような冷却時間が必要という風に言われることもあるのですが、実際のやけどへの応急処置は5分程度の冷却時間で十分です。
では、なぜ20分から30分くらいの時間といわれていたことがあるのでしょうか?これはとある冷却時間とごっちゃになっている可能性が高いのです。

やけどの応急処置と沈痛

やけどにおける冷却処理、というのは言ってみればやけどの状態を進行させないためにやるものなのです。
そして、やけどの熱による傷の変化というものは5分程度冷却すれば十分に止めることができるのですが、20分から30分というのはやけどの鎮痛のための冷却措置なのです。
昔は、冷気で神経をマヒさせることで鎮痛させるということをしていたのですが、この際にかかる時間が20分から30分というところだったのです。
現在は、幾らでも鎮痛方法はありますのでわざわざ長時間冷やし続ける必要はありません。
熱傷の痛みは、軟膏を塗ったり空気面に触れさせないようにするだけで十分ですからね。
とくに、現在の湿潤治療を行うのが主流になっているやけどの処置に関しては何十分も時間をかけて冷やし続けるのは時間と水道代の無駄です。
なので、あくまでやけどの処置のために冷やすだけなら5分程度で十分なのだと覚えておくといいでしょう。

水の温度について

そして、もうひとつ重要になるのが温度です。
やけどの処置のためには冷やしすぎてもよくはないのです。
適温はおよそ10度から15度くらいの冷水がちょうどいいですね。
氷嚢や氷などを触れさせると0度になりますので冷やしすぎてしまうんです。

やけどの処置のために冷やす、という手段は昔からある一般的な処置の方法でありますが、それを適切に行うためにも時間や温度というものをちゃんと考えなくてはいけないものなのです。
それを適切にすることによって、より傷を治しやすくなるのでお勧めです。