火傷の水ぶくれへの対処はどうするか

やけどの水ぶくれ、というのは言ってみれば傷口を保護するためのものなのです。
昨今のやけどの治療には、湿潤治療と言って傷口を空気に晒さず乾燥させないことによって傷口の組織を保護して早く治療するというやり方があるのですが、水ぶくれというのは正にその効果的な治療を人体が行っているものなのです。

だから、やけどをしてしまった際にできた水ぶくれは絶対に自分で破ってはいけないのです。
よく、早く治すためには破ったほうがいいと思っている人が多いのですが水ぶくれは出来物のように膿がたまったりしているわけではなく体の保護機能なので、破らないように気をつけましょう。

やけどの水ぶくれが破れてしまった場合は

ただ、やけどの水ぶくれというのは肌の表面が膨らんでしまっているのでそれだけ通常の皮膚よりも脆くなっています。
とくに、摩擦に弱く日常生活の中で意図せず破れてしまうこともあるんですね。
もしも、破れてしまった場合は間違っても絆創膏やガーゼなどを巻いてはいけません。

絆創膏やガーゼは、細胞を再生させるための体液まで吸い取ってしまうのでかえって治療が遅くなってしまうんです。
だから、ハイドロコロイドなどの湿潤治療に使える特殊な絆創膏をまいたりするほうが治療に適しています。
いわば、湿潤治療というやつなのですがこちらはかなり傷が治るのが早く治ります。

やけどの傷跡を消すには

ただ、水ぶくれができてしまうとそこがやけどの痕になってしまうことがあるんですね。
やけど自体が治っても、そこが黒ずんでしまったり形がいびつになってしまうことがあるのですが、実はこれは治療することができるのです。

火傷がある程度治り始めたら、ビタミンCの入ったローションなどをやけど跡に塗っていくとどんどん傷が薄くなっていくんです。
他にも、シリコンジェルなどで圧迫するのもいいですね。

形成外科などでも、やけどの痕の治療のために薬などを処方しています。
なので、やけどの痕も治療したいという場合は薬局などではなく形成外科に行ってから薬を処方してもらうようにするといいでしょう。